不用品｜費用を安く抑えるコツ・信頼できる優良業者選び

不用品を処分するにはいくつかの方法があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に合った方法を選びましょう。

・メリット：比較的費用が安い

・デメリット：事前申し込みが必要、収集日が指定される、自分で搬出する必要がある回収できない品目がある（家電リサイクル法対象など）

・メリット：最短即日対応が可能、搬出から任せられる、大量の不用品も一度に処分できる、自治体で回収できないものも対応可能な場合がある。

・デメリット：自治体より費用が高くなる傾向がある、悪徳業者に注意が必要。

・メリット・まだ使えるものなら買い取ってもらえる、処分費用がかからない（むしろ収入になる可能性も）

・デメリット：状態が悪いもの、需要がないものは買い取ってもらえない、査定に時間かかる場合がある。

・自分で価格設定でき、思わぬ高騰で売れる可能性も。

・デメリット：出品・梱包・発送の手間がかかる、売れるまで時間がかかる、必ず売れるとは限らない。

・メリット：引越しと同時に不用品処分を依頼できるため手間が省ける。

・デメリット：引越しを利用しない場合は使えない。専門業者より割高になる可能性も

不用品回収業者に依頼する場合の費用は、主に以下の要素で決まります。

• 品目・サイズ
  大きいもの、重たいものほど高くなる傾向
• 量
  不用品の量が多いほど高くなりますが、「トラック積み放題」のような定額プランもあります。
• 作業内容
  搬出経路（階段・エレベーターの有無）、解体の必要性、スタッフの人数
• オプション
  エアコン取り外し、ハウスクリーニングなど

悪質な業者に引っかからないために、以下の点を必ずチェックしましょう。

・一般廃棄物収集運搬許可：家庭から出るごみ（一般廃棄物）を有料で回収するには、市町村の許可が必要です。この許可を持たない業者が家庭ごみを回収するのは違法です

・産業廃棄物収集運搬許可：事業活動に伴って出るごみ（産業廃棄物）を回収する場合に必要です。

・古物商許可：不用品の「買取」を行う場合に必要です。

・確認方法：業者のウェブサイトや見積り時に許可証の提示を求めましょう。許可番号を自治体のウェブサイトなどで確認するのも有効です。

・会社の所在地・連絡先が明確か：ウェブサイトなどに固定電話番号や住所が明記されているか確認しましょう。連絡先が携帯電話番号のみの場合は注意が必要です。

・料金体系が明確か：見積もり時に、何にいくらかかるのか詳細な内訳を提示してくれるか確認しましょう。「追加料金は一切かかりません」と明言してくれる業者は比較的安心です。

・見積もりは無料か・書面でくれるか：電話やメールだけでなく、可能であれば訪問見積もりを依頼し、正式な見積書を書面（またはデータ）でもらいましょう。

・口コミ・評判：インターネット上の口コミサイトやGoogleマップのレビューなどを参考にしましょう。ただし、サクラや第三者での業者への誹謗中傷や悪意ある書き込みもあるため、鵜呑みにせず総合的に判断することが大切です。

・損害賠償保険への加入：万が一、作業中に家財や建物に傷をつけられた場合に備え、保険に加入しているか確認しましょう。

よくあるトラブルとその対策を知っておきましょう。

・高額請求：見積もり時より大幅に高い金額を請求される。「無料回収」のはずが、後から高額な作業費などを請求される。

　・対策：必ず作業前に確定した見積書をもらう。追加料金が発生する条件を確認する「無料」という言葉に安易に飛びつかない。

・不法投棄：回収した不用品を山林などに不法投棄される。依頼者も責任を問われる可能性があります。

　・対策：「一般廃棄物収集運搬許可」の有無を確認する。マニフェスト（産業廃棄物管理票）の発行について確認する（事業者の場合）

・強引な営業・契約：断っても帰らない、無理やり契約させようとする。

　・対策：忽然とした態度で断る。その場で契約せず、家族などに相談する。

・作業中の破損・盗聴：家具や家屋の破損、貴重品の紛失。

　・対策：損害賠償保険の加入状況を確認する。貴重品は事前に片付けておく。

少しでも費用を抑えたい方は、以下の方法を試してみましょう。

・自分で処分できるものは自治体へ：手間はかかりますが、自治体のサービスを利用するのが最も安価です。（お住まい地域の役所）

・複数業者から相見積もりを取る：最低３社程度から見積もりを取り、料金とサービス内容を比較検討しましょう。

・買取サービスを活用する：価値のあるものは買い取ってもらい、処分費用を相殺・軽減しましょう。不用品回収と同時に行う業者もいます。

・業者のキャンペーンを利用する：「WEB割引」「引越しシーズン割引」などを利用できないか確認しましょう。

・事前に分別・整理しておく：業者の作業時間を短縮できれば、料金が安くなる可能性があります。